はじめましての方も、そうでない方も、こんにちは!
スタジオコーディー キッズクッキング代表の浜田陽子です。
「こども料理教室世田谷」を初めてから、2年3か月が経ちました(←今日現在)。
ほそぼそとやっていますので少人数ですが、可愛い笑顔からパワーをたくさん頂いてきました。私にとって、「料理研究家」という仕事が本業だとしたら、子どもたちの「教室の先生」をすることは癒しです。
レッスンの日は、時間前になると「早く来ないかな~~♪」と、嬉しい友人でも待っているような気持ちで、一緒にする料理は、笑いたっぷりです。
私は教える側ではありますが、私が彼らから学ぶこと・与えられることを、まずは感謝しています。
叱ることも、もちろんあります。
子どもたちは伸びやかに自由であれば良いと考えているので、自分では、まったく厳しいと思っていません。
でも、使える食材を無碍にして弄んだり、周囲が迷惑するふるまい、自他に危険が及ぶこと、
それらの注意が穏やかな声がけで伝わらない時は、お預かりしているお子さんとはいえ、かつ~~~ん!!!!!!と一喝します。
私自身が子どもの頃、近所のおばさんに、「行儀が悪いっっっっ!!!!」と、私を含めた子供たちがよく叱られました。
怖かったけれど、そんなコミュニケーションのひとつずつで、自分の存在、他人や社会との関わりを覚えたと思います。
そういったものを見失いやすい昨今においては殊更に、
子どもたちとに、大人が「社会の親」として関わることも、大切で実のある「食育」だと、感じます。
HPにも表記していますとおり、料理を通じて子どもたちに教えたいことは、いろいろあります。
その根底には、人との繋がり、家族の愛、自己の尊重など、
世知辛いこれからを、彼らが一生を生きていくための基本的な土台が、健やかであってほしいという願いがあります。
また、その先には、子どもたちが自分自身の責任で食を選択できる、意識と術を手に入れてもらいたいです。
「子ども」という存在が、一人でも多く、幸福であるように。
そんな、個人的な祈りが篭った教室です。
祈りを叶えるために、笑いと好奇心が溢れる教室でありたいです。
失敗も、笑ってしまえば楽しいです。
何かに集中して、他のレシピをこなせなくても良いと思っています。
レシピよりも大切なこと、
料理を通じて、子どもたちの中に芽生える大切なことに、
たくさん出会えますように。
リニューアルにあたり、当教室は「スタジオコーディー キッズクッキング」として再スタートします。
なにかと起動時の不備があるかもしれませんが、スタッフ一同、より良い教室を目指し尽力致しますので、どうぞよろしくお願い致します。
coody代表 浜田陽子